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みんなの優しさが包んでくれてるから 私は笑顔でいられてる
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2008/01/02 (Wed)
12月21日金曜日
36w 2d
出産当日


 5時頃      ふと目が覚めた。
           昨日寝たのは12時頃なのに、      
           なんでだろう?と思いつつ、また寝る気も起らず
           布団の中でテレビを見ながらゴロゴロして、トイレへ。
           再び布団にくるまった。

 5時30分頃  おりものが出た感覚。        
           あれ?と思いつつ、そのまま横になっていたけど、
           気になってトイレに行く。
           パンツがびちょびちょになっていた。
           おりもののような粘り気もなく、
           色もないので、尿漏れではない様子。
           破水かもしれない。
           ちょうど母親が2階に上がってきたので状況を話す。
          「破水かもしれない。病院に電話しなさい」と言われる。
        
 5時50分頃  病院に電話。
          看護婦さんに説明をし、先生に代わってもらう。
          「パンツを履き替えて、5分歩き回ってみて。
            それで出てくるようだったら、破水だからまた電話して」

          履き替えて、歩いてみる。
          歩くと、どんどんでてくる。
          破水の可能性大。
          まだ正期産前なのに…と不安でいっぱいになる。
          破水ならもう今日中に出産しなければいけないだろう。

 6時10分頃  病院に電話。
          「来てください」と言われる。
          旦那に電話。
          「破水して、これから病院に行かなきゃ」
          と、言いつつ、涙が出てきた。
 
    30分頃 着替えて、車に入院グッズを積み、
          後部座席に横になり、旦那と病院に向かう。
          車の中で、お義母さんにメールをする。
          電話がかかってきて、少し話す。

 7時過ぎ    病院着。
    
          【 内診】
           見てすぐに、「破水だな」と言われる。
           「君は年内出産のリストには入ってないんだよ」と
           先生に言われる。
          
          【エコー】
           いつもよりも時間をかけて胎児をチェック。
           昨日胎動で感じたとおり、背骨は右側にきていた。
          推定体重、約2500グラム。

          早産のため、
          赤ちゃんだけ別の病院に搬送される可能性と
          そうでなくても保育器に入ることになることを
          旦那にも説明される。
          そして、破水したけれど一日でも長くお腹の中にいさせるために
          今日は陣痛促進剤を打たず、安静にして様子を見る。
          明日の朝までに陣痛が来なければ、促進剤を打つ、と言われた。 
            細菌感染を防ぐため、抗生剤を1日4回処方される。

 7時30分頃  病室に案内され、パジャマに着替える。
          看護婦さんに 
          「予定日超過の人が陣痛始まったと連絡があったから、
          これから来るのよ」と教えてもらう。
          破水は止まらない。
          ナプキンでは吸い取れず、ズボンまで濡れてしまう。
          旦那に近くのコンビニでナプキンを買ってきてもらった。
          破水の色がピンク色になった。
          
 9時頃      午前中は会社を休んでくれた旦那。
          午後は外せない会議がある…でも…と悩む旦那。
          でも、会議だというし、「ここにいて」ともいえず、
          たぶん今日は産まれないだろう、という思いもあり
          旦那を会社に送り出す。
          
 ?時頃     破水の量が半端じゃない。
          どばどばと出て、羊水がなくなってしまわないかと心配になる。
          助産師さんにそのことを伝える。
          「それは仕方ないわよ」とのこと。
       
 9時過ぎ    下腹部が生理のときのような重いかんじが
          1時間に2~3回くらい感じる
          でも特に痛みもなく、テレビを見て過ごす。

11時過ぎ    母親が来てくれる。
          足りない入院用品などを持ってきてくれる。

12時過ぎ    母親一旦帰宅

13時頃     フジテレビの「ごきげんよう」を見て、楽しむ。
          8分間隔くらいで下腹部が重い感じになる。
          痛みという感覚はない。

13時30分頃  午前中、先生から、
          「出産に向けて体力を保存するために
          痛みがあってもなるべく寝ておいたほうがいい」と
          アドバイスされたので、テレビを消して本を読んだり、
          寝ようと努力する。

14時頃     破水の量が午前中に比べて、ほとんど出なくなった。
          助産師さん曰く、
          「赤ちゃんの頭が下がってきて、入口をふさいだから」とのこと。
          下腹部の重みが7,8分間隔になった。
          ≪感じた回数≫
          14時台…9回
 
14時38分   旦那に経過報告メールを送る。
          内容:陣痛7~8分間隔、破水量について等

14時52分   旦那からメール
          「会議の順番をみんなが早めてくれたから、
          今から病院に行くよ。
          そのあと一回家に帰ってビデオカメラとデジカメを取りに行くね」

          なんて優しい会社なんだろう。感動してしまった。

14時54分   「まだかかるし、家に帰ってからで大丈夫」
          とメールを返す。

15時50分頃  母親、病院着
          若干痛みを伴うようになる。
          でも生理痛のときのいたみのようなかんじ。
          母親と普通に話す余裕あり。
          ≪感じた回数≫
          15時台…9回
     
16時過ぎ    トイレ(大の方)に行きたくなり、普通に行くつもりだったけど
          母親に「破水してるし、看護婦さんに聞いてみる」と言われる。         
          助産師さんが来てくれて、子宮口の確認。
          「これは赤ちゃんよ!あなたをすぐに分娩室に移動しなくっちゃ!
          あなた普通だから、まだまだだと思っていたわ!」
          と、驚かれ慌ただしくなる。
          助産師さんに、
          「旦那さんは?早く来るように言って!」と言われ、
          旦那に連絡を入れる。
          駐車場のことを話していると、助産師さんから
          「早くして、あなたを移動しなきゃいけないんだから」と
          緊迫した雰囲気。
          ベッドの上で手術着に着替えさせてもらう。

16時53分   お義母さんへ陣痛が始まった旨、メールで連絡。

16時55分頃  分娩室へ普通に歩いて移動。
          廊下には保育器が用意されていた。
          ここに入るんだ…と改めて思わされた。
          まだ生理痛の少し強い痛み。
          この時点でまだ旦那は到着してなかった。

          通された部屋は、診察室にあるような大人一人が
          やっと横になれる小さいベッドがふたつおかれた狭い空間。
          分娩台は見えないが、
          朝、看護婦さんから教えてもらった妊婦さんが陣痛に耐えている様子。
          とってもつらそうだ。
          点滴(ブドウ糖?)をする。

?時       隣の妊婦さんが導尿をするというので、私もすることに。
 
          私ともうひとりの人の出産の進行状況を
          看護婦さんと助産師さんが確認する。
          もうひとりの人の痛みが激しく、移動困難かもとのことで、
          この狭い空間で出産する可能性もある、言われる。
          そのときにはベッドの上の柵をつかんで、いきんでね、とのこと。
          腰の下には枕を入れようかと話す。
          先生が来て、助産師さんがそのことを話す。
          先生 「でもここでは会陰を縫えないよ」

          少し痛みが強くなる。
          下腹部ではなく、背中が少し痛くなってきた。
          母親が陣痛の時は背中が割れるように痛くなったというのがわかった。
          
          助産師さんが旦那を呼んできてくれる。
          旦那が来てくれて、少し安心したからか、
          お産が順調に進んでいるためか、陣痛の痛みが強くなった。
          母親学級で教えてもらった通り、息を吐くようにすると、楽になった。
          
          旦那に背中をさすってもらう。
          だんだん痛みが強くなり、旦那の手を強くつかむ時もあった。
          でも普通に会話は出来る。

          お産の進みを見て、もうひとりのひとよりも
          私のほうが進みが早いとのことで
          場所を交換することになった。
          場所交換のため、すれ違ったがとっても辛そうだった。
          私は普通に歩き、助産師さんたちと冗談を話す余裕もあった。

          分娩台に移動。
          「もういきんでもいいんだけど、準備するからちょっと待ってね。
          準備がちょっと時間かかるのよね」と言われる。
          もういきんでいいの?いきむまでがつらいって聞いていたけど
          もういいの?!って思った。
   
          呼吸法を教えてもらって、波がきたら、いきむ練習。
          いつの間にか本番になっていた。
          数度いきみ、陣痛の波が納まっている間には
          助産師さんと会話をしたりしていた気がする。
          (準備をしている間だったかな?)
          いきんで、助産師さんにお腹を少し押してもらって手伝ってもらう。

          旦那の後日談を聞くと10回くらいいきんだら、
          赤ちゃんが出てきたとのことだった。
          
          赤ちゃんが出てきて、すぐ産声が聞こえず、心配になった。
          たぶん羊水がつまっていたのかな?
          何か処置をしてもらってすぐに産声が聞こえた。
          生まれたわが子をおなかの上まで連れてきてくれて、
          私と旦那も握手をさせてもらった。
          あのときの感動は今思い出しても涙が出てくる。
          
          先生から
          「赤ちゃんは2600はありそうだ。保育器には入らなくていい」
          と言われた。 
          その言葉がすごくうれしかった。
              
          旦那は赤ちゃんとともに別室へ。
          へその緒の処置や沐浴?等を見せてもらっていたとのことだった。
          その間私は産後処置。
          痛くて、タオルを握りしめながら耐えた。
          
          処置が終わり、分娩台から移動式ベッドで病室に戻った。
          旦那と母親が迎えてくれる。
          ちょっとすると、助産師さんが赤ちゃんを連れてきてくれた。
          まだ出ないおっぱいを吸わせてあげる。
          本当に産まれてきてくれたんだ…と、改めて思った瞬間だった。
          さっきまでお腹の中にいたわが子。
          頑張って産まれてきてくれたわが子。
          本当にありがとう。
          私たちのところに来てくれてありがとう。

          母親はしばらくして帰って、旦那と赤ちゃんと3人になった。
          これから3人家族。
          なんだかとっても不思議な気がした。


≪出産記録≫

12月21日金曜日
午後6時10分
2834グラム 
女児誕生

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プロフィール
HN:
よーこ
年齢:
43
HP:
性別:
女性
誕生日:
1980/11/30
職業:
専業主婦
自己紹介:
乾癬に悩みながらの日常生活、結婚、妊娠。涙を流したときもたくさんあった。そんな悩みも含め、記録しています。
妊娠発覚までの乾癬についての日記はホームページで「病気のこと」のカテゴリーで綴っています。



2005年02月   乾癬発症
2006年11月11日 結婚 
2007年12月21日
    女の子出産



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